About

なぜ、いま新社屋を建てたのか。 それは単なる更新ではなく、私たちが大切にしてきた理念を、
建築というかたちで問い直すためでした。
環境、社会、事業。その関係性を見つめ直した、
この場所に込めた想いをご紹介します。

Section01

「なぜ建てるのか」
その問いがすべての始まりだった。

単に新しい建物をつくるのではなく、「なぜ建てるのか」「建てることで何を社会に残せるのか」を問い直すことから、この社屋の計画は始まりました。

建てて終わりではなく、建てる行為そのものが理念を確かめ、社会と共有する機会になる。
その意義をかたちにしたいという思いが、このプロジェクトの出発点でした。

Section02

見えないところにこそ、
大切な「価値」がある。

このプロジェクトで大切にしたのは、完成後に目に映る部分だけで価値を語らないことでした。サステナビリティという言葉が広がるなかで、私たちは「見える成果」よりも、その裏側で重ねた判断にこそ本質があると考えました。

ZEBの評価は結果の一つにすぎません。構造材や外皮、設備計画など、やがて見えなくなる部分にどこまで向き合えるか。その姿勢こそが建築の持続性を左右すると考えています。

Section03

百年のその先の、百年へ———
変わり続けることを価値に。

建築は、完成した瞬間がゴールではありません。使い続ける中で問い直され、社会との関係の中で意味を更新していく存在です。この場所もまた完成形ではなく、これからの時間の中で育っていく場でありたいと考えています。

ここで生まれる仕事や対話の積み重ねを、次の世代へと手渡していく。それが、百年のその先へつなぐ私たちの責任です。