石川県内初となる官民連携事業「Park-PFI」の事業者に選定されました。

【石川県内初の官民連携事業「Park-PFI（公募設置管理制度）」】

　加賀市は山代温泉の魅力向上を狙って、廃業旅館の旧松籟荘跡地を「（仮称）山代温泉広場」として整備を行います。
その整備に伴い公園内に飲食店や売店といった収益施設を設ける代わりに、民間資金を活用して整備を行う官民連携事業「park-PFI」のスキームを使い民間事業者の公募を実施しました。加賀市が行う官民連携事業「Park-PFI」による整備は、石川県内では初めての取り組みです。

【加賀市「（仮称）山代温泉広場整備事業」の事業者の決定】

　アルスコンサルタンツは、（株）岸グリーンサービス様を代表団体とする共同事業体「山代プラス」の構成員として参加し、（株）シモアラ様の３社にて、提案書の提出及びプレゼンテーションを実施した結果、「（仮称）山代温泉広場整備事業」の設置等予定者に選定されました。
加賀市のＨＰに「（仮称）山代温泉広場整備事業」の設置等予定者の決定及び公募設置等計画の認定についての記事が掲載されています。
(仮称)山代温泉広場整備に係る官民連携検討

【共同事業体「山代プラス」の構成団体】

【おわりに】

　弊社は、令和２年８月に、アセットマネジメントシステムの国際規格ISO55001認証を取得しており、 今後も、社会インフラ分野において、持続可能な事業のあり方の提案や、中長期的な視点と効率的な事業運営をコンサルティングしていきます。

※．Park-PFIとは

Park-PFIは、飲食店、売店等の公園利用者の利便の向上に資する公募対象公園施設の設置と、 当該施設から生ずる収益を活用してその周辺の園路、広場等の一般の公園利用者が利用できる特定公園施設の整備・改修等を一体的に行う者を、 公募により選定する制度であり、都市公園に民間の優良な投資を誘導し、公園管理者の財政負担を軽減しつつ、都市公園の質の向上、公園利用者の利便の向上を図る新たな整備・管理手法である。