祝!能登で本州初のトキ放鳥へ
環境省は、国の特別天然記念物トキの本州初となる放鳥を2026年度に石川の能登地域で行うことを決定しました。

石川県は、2024年6月に策定した『石川県創造的復興プラン』のなかで能登復興のシンボルとして、トキが半世紀ぶりに石川・能登の大空を舞うという夢の実現に向けた取り組み「トキが舞う能登の実現」を盛り込んでいました。
この実現に向け、アルスコンサルタンツでは、石川県発注の「能登地域トキの餌生物生息状況調査業務」を行っています。放鳥候補地として能登地域の水田におけるトキの餌となる生物の生息状況を調査し、餌資源量の推計および総合的な現況評価をとりまとめました。この業務の成果は、今回の放鳥決定における判断材料の一つとして活用されています。
また、いしかわ里山づくり推進協議会が実施する「令和5年度いしかわ里山振興ファンド事業(民間技術によるトキの餌資源量増加の実証)」では、【簡易的なトキ餌生物の繁殖ピットの開発と耕作放棄地等を活用した餌資源量増加のための手法開発】が採択され、実証実験を行い、地域や学校でも活用してもらえるよう繁殖ピットの改良に取り組んでいます。地域に生息する生物をその地域で繁殖させ、地域に還元するといった資源の循環につなげたいと考えています。
アルスコンサルタンツでは、令和6年能登半島地震により被害を受けた多くのインフラ施設の復旧に取り組む一方で、トキの放鳥を通じて環境調査の技術を活かした能登地域の復興にも取り組んでいます。
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