受賞

第31回いしかわ景観賞を2作品受賞いたしました

この度、アルスコンサルタンツが設計に携わりました「金沢スタジアム(城北市民運動公園)」および「加賀依緑園」の2作品において、第31回(令和6年度)いしかわ景観賞を受賞いたしました。

事業者 :金沢市
建築設計:株式会社梓設計 中部支社
外構設計:アルスコンサルタンツ株式会社
施  工:熊谷・植木・鈴木・北陸工建特定建設工事共同企業体


【公園と一体となったスタジアム】
金沢市民サッカー場の老朽化に伴う改修により、観客1万席規模である北陸初のJリーグ規格を満たすフットボールスタジアムが完成しました。
城北市民運動公園内に位置する本施設は、公園内の金沢プールなどの既存施設との連携を図るとともに、利用者の安全に配慮した動線計画と合わせ、駐車場や広場などの公園施設も再整備されました。駐車場に車を停めてスタジアムへと一歩ずつ近づくほどにワクワクした期待感を演出する並木空間や、金沢らしいおもてなしを表現する「ウェルカムゲート」が整備され、多くの人で賑わう場となるよう計画しました。

事業者 :加賀市
建築設計:田淵建築設計事務所 加賀設計室
庭園設計:アルスコンサルタンツ株式会社
施  工:株式会社ミヤジマ建設
     谷口・ミヤジマ特定建設工事共同企業体
     有限会社グリーンサービス加賀

【庭屋一如】
かつて、昭和天皇をはじめとする多くの文人墨客が訪れた「旧よしのや依緑園別荘」が、新しい文化観光施設「加賀依緑園」として生まれ変わりました。
建物は、明治時代の豪華絢爛な貴賓室や離れの茶室等、近代和風建築の佇まいを再現し、山中温泉ゆげ街道の新たなシンボルとなっています。建物を取り囲む庭園は、庭屋一如の考えを基本とし、建物北側の深山幽谷を縮景した「池泉の庭」・同南側の富士写ヶ岳を借景とした「曲水の庭」とし、四季折々の美しい景観を楽しむことができるよう配慮し、山中温泉を訪れる観光客の心を大いに癒してくれる空間を創造しました。