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木場潟公園(東園地)の構想~整備に携わり、「想いをカタチに」行先を拓く
木場潟公園は、石川県の小松市に位置する県営都市公園(広域公園)であり、自然のままの姿で残された石川県唯一の潟である木場潟の優れた自然を楽しめる公園です。北、南、中央、西の4つの園地が木場潟を周遊する園路で結ばれており、年間約80万人の人が訪れる石川県を代表する公園です。
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木場潟公園(手前側:東園地・中央園地、右側:北園地、奥側:西園地、左側:南園地)
令和5年4月には「新たな里山再生のモデル」を目指して、里山を「学び」、「遊び」、「体験」できる公園となる『東園地』が新たに整備されオープンしました。
当社はこの東園地のプロジェクトに事業当初の平成28年(2016年)から携わり、「基本構想」、「基本計画」、「調査・実施設計」、「工事監理」、「パンフレット・HP作成」などを行い、東園地の開業まで共に歩んでまいりました。
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Ⅰ.東園地整備に向けたはじまりの一歩【基本構想 -2016~2017-】
現況分析や利用者ニーズの把握を行った上で、東園地整備の基本コンセプト及び目指すべき方向性、テーマと利活用イメージを設定しました。そして、4つの基本ゾーンの設定、基本構想図及びイメージ図の作成、管理運営手法の検討などを行い、「基本構想」として整理しました。
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利用者ニーズの把握は、平成29年1~2月に木場潟公園及び周辺施設にて利用者へのヒアリング(アンケート)を行い、約400件の回答を集めました。
その結果として、東園地には「森林浴・ウォーキング」を求める声が最も多く、次いで、「カフェ・食事」、「樹木を使った遊具の遊び」のニーズが高い結果であり、その主意は整備された公園に反映されています。
Ⅱ.想い(Vision)を明確にする転換点【基本計画 -2017~2018-】
基本構想の内容を踏まえ、更なる分析・評価、導入施設・機能、規模、形状、需要予測、管理運営の検討などを行い、里山の自然環境と景観を活かした公園の新たな価値創出のデザイン(Design)としての「基本計画」を策定しました。
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北陸新幹線(金沢~敦賀間開業)にあわせ、公園は令和5年(2023年)春に部分供用開始、その後、第2期工事を行い、公園の全体(完全)供用開始は令和11年(2029年)春を目指す計画であり、東園地のオープンは計画通りの進捗であります。
Ⅲ.計画(Plan)を具体化させる技術とインテリジェンス 【調査、設計 -2019~2022-】
基本計画の内容を踏まえ、設計を行う上で必要な調査の実施や、実際に現場で施工するためのデザインや設計図書(設計図、仕様書、各種計算書、概算工事費、工事スケジュールなど)を作成しました。
≪調査≫
調査
・交通量調査(小松市道 今江三谷バイパス線の交差点交通量)
・流量観測調査(調整池、水場整備予定箇所)
・土質調査(サウンディング及び原位置試験:SWS試験)
設計
・公園実施設計(園路、広場、駐車場、主要構造物、設備、植栽・修景等の公園全体)
・道路詳細設計(公園出入口部の付加車線新設及び道路線形の見直し)
・公園施設設計(管理用通路、取水施設、水場、展望台、園路、土留、果樹園
クロスカントリーコース、等)
・案内標識設計(案内標識、園内サイン、足湯東屋等)
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Ⅳ.設計をカタチに想いを紡ぐ【工事監理 -2022~2023-】
設計の内容を踏まえ、工事を設計図書と照合し、それが設計図書の通りに実施されているかを確認しました。また、設計図書だけでは伝わりきらない内容については、施工者と一緒に考え、品質向上に努めました。
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Ⅴ.「新たな里山再生のモデル」を多くの人に届ける【パンフレット・HP作成 -2022~2023-】
木場潟公園東園地の開園に合わせ、パンフレット・公式HPを作成しました。
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パンフレット(表紙、一部)
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更なる魅力向上に向け、未来を拓く【未整備区域の事業、新たな取り組み -2023~-】
令和5年4月にオープンした木場潟東園地は一部供用開始であり、未整備区域の事業については、これからも続いていきます。また、未整備区域の事業のみでなく、供用開始後に判明した課題や、利用者の多様なニーズ等に対応し、更なる魅力向上に取り組むことが理想と考えています。
当社は引き続き、それらの事業や取り組みに関わることができるよう新しい発想と確かな技術力をもって、努めて参ります。
RECRUITMENT
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